令和4年9月 甲府教会だより

  令和4年9月1日  瀬在 快衣

猛暑の夏も終わりを告げ、朝夕の風が涼しくなり、いつの間にか蝉の声から虫の音に変わり、秋の気配になってきました。

今年は、久しぶりの規制のない夏で各地でお祭りや花火大会などが開催されました。佼成会でも「ご本尊勧請式」や「教師授与式」など中止とされていた式典が再開されます。今までとは違う式典の在り方ですが実施されることは大変喜ばしいことです。

ご本尊の勧請や教師資格拝受を心待ちにされ、この度授与される皆様にお祝いを申し上げます。

9月の予定

目次

 「第26回勧請式」 9月25日 9時

  大聖堂での式典をオンラインで配信。

  配信終了後、教会にて「ご本尊授与式」を執り行います。

  笛吹支部     中嶋康雄家

  甲斐北支部    岡島一浩家

           窪田佳司家

  中央支部     中西基夫家

  アルプス1支部  秋山裕亮家

以上の5家の皆さまです。

まことにおめでとうございます。

「脇祖さま報恩会」 9月10日

大聖堂の式典をオンライン配信します。

昭和支部が受け入れ担当です。

体験説法 小宮山幸代さん(甲府1支部)

「秋季彼岸会」  9月23日

教会の式典は甲斐2支部が受け入れ担当をします。

各支部でも秋季彼岸会を実施しますので支部長さんにお尋ねください。

家庭修養日

2・3・6・11・12・16・19・24・26・27日

 

『佼成』9月号 

会長法話

「信じるものがある幸せー禅定」

 仏の教えを学ぶ私たちは、慈悲の心で他を思いやり、その実践をとおして人としての成長をめざしています。その実践を「菩薩行」と呼び、その行動の指針を六つにまとめた教えが「六波羅蜜」です。その中の「禅定」は菩薩に求められる心の状態を示すものです。私たちは日々、さまざまな人やできごとに出会います。ときに心をかき乱されることもあります。心が定まらないという現実があるからこそ、「心の底から信じられる確かなものをつかみたい」という気持ちが起きるのです。その意味では迷ったり悩んだりすることもまた大切なことです。そのようにおおらかに受けとめ真理を求めることのできる人間として命を授かったことに感謝できれば、それこそが「真理に従うように」心が定まった菩薩らしい禅定の境地の一つに違いありません。

 真理という月は私たちをつねに照らしているのに、その真理を見ようとしない人は闇夜を手さぐりで歩むときに似て、いつも不安や焦りや恐れを胸にかかえて生きているということでしょう。「すべてのものごとは移り変わり、あらゆるものごとは縁によって起こる」といった真理を自分の行動や目の前の問題と重ねあわせる習慣が大切なのです。そのことによって少しでも心が楽になり、穏やかになったなら、それが悩みや苦しみから解放される糸口になります。「自灯明・法灯明」と示す確かな教えいつでも心を安んじてくれる信仰に出会えた私たちは、ほんとうに幸せです。

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甲府教会 壮年部長

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