令和7年2月 甲府教会だより

令和7年2月1日 教会長 佐保 欽也

教会スローガン「あいさつで始まる 明るい一日未来を担う 子どもたちと」

 今年はインフルエンザも大流行ですが、皆さま、お元気でいらっしゃいますか。                       

 今月は思いやりのある行動、「ありがとう」「おかげさま」といった温かな言葉かけを心がけましょう!引き続き、被災地の復興、世界で起きている紛争の終結を念じましょう。

1月の報告

「御親教・初参り」 7日(火)~9日(木)今年も支部を分散して参拝していただきました。

「入試祈願供養」 13日(日)受験者名の読み上げ、真心の祈願供養を行ないました。

「寒修行」 20日(月)~29日(水)矢島男子部長、中村女子部長、丹沢少年・婦人部長、小瀧学生部長も導師を務めました。

2月の予定

「節分会」 2月2日(日)9:00~自由参拝とし、換気を取りながら実施し、厄年の方の氏名を奏上いたします。事前に福豆を会員の皆さまにお配りします。

「主任研修」日曜組 2月9日(日)10:00~、平日組 2月12日(水)10:00~『佼成新聞』年頭ご法話のかみしめを行ないます。

「涅槃会」 2月15日(土)9:00~芳澍女学院の西山佳小里さん、城南第二支部の井上恵美子主任さんが体験説法を行ないます。

「大法座」 2月4日(火)10:00~教会にて。

「法華経を学ぶ会」 2月10日(月)10:00~Zoomで行ないます。

《保険相談日のお知らせ》

 1,2,4,10,15日:10時~12時

    19,27日:11時~12時

※2月の家庭修養日3(月),8(土),11(火),16(日),17(月),22(土),23(日)

 『佼成』2月号 会長法話

    未来を育てる

 ある学校の先生が二人の生徒にミカンを三つ渡し、「どう分けたらいいか」と聞いたところ、一人が「一つを仏さんにお供(そな)えして、一つずつ分ける」と答えると、その先生は「何をいっている。一つ半ずつ分けるのだ」と、頭から否定したのです。児童文学者の花岡大学(はなおかだいがく)さんは、吉岡(よしおか)たすくさん(児童文化研究家)との対談で幼児教育と宗教的情操(じょうそう)の大切さとともに、人知(じんち)を超えた存在を「拝む世界をもっていないこと」が、人の心に潤(うるお)いと余裕のない「ガザガザした世の中になった大きな要因」とおっしゃっています。

 人間にはみな拝む心が具(そな)わっているのです。そのことを忘れている人に拝む心をとり戻してもらい、子どもには尊いものを敬(うやま)い拝む親や大人の生活実践の姿を見せていくことが大事です。毎日の読経供養(どきょうくよう)は、その大切な機会であります。未来の出発点は「いま」だからです。いま・ここで私たちが心を磨き、できることを精いっぱい実践することが、次代を担う子や孫の心を育て、みんながお互いの仏性(ぶっしょう)を信じあえる「未来を育てる」ことになるのです。親が日々、神仏に手を合わせ、和(なご)やかで心安らぐ家庭にすることが何よりの教育になります。「有(あ)り難(がと)う」「いただきます」「ごちそうさま」の三つの言葉を心をこめて日々、口にする習慣を大切にしていきましょう。

 

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甲府教会 壮年部長

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