令和3年8月 甲府教会だより

令和3年8月1日  瀬在 快衣

梅雨が明け、いよいよ夏本番です。

7月23日からオリンピックが始まります。コロナ禍の中での開催ですが、厳しい状況の中で頑張ってきた選手の皆さんに心からのエールを送りましょう。

暑さが吹き飛ばされるような、エネルギッシュな活躍を楽しみにしています。

7月の予定

盂蘭盆会 7月15日(木)

今年は90体の新仏さまのお戒名を読み上げさせていただきました。

ご供養は各家であげて頂きましたが、読み上げた戒名用紙は回収しお戒名室に奉納させて頂きました。

誠にありがとうございました。

8月の予定

狩野光敏殿四十九日法要

   8月8日(日)午前9時

元甲府教会長の狩野光敏殿(70歳)が、6月22日午前830分、病気療養中のところ死去されました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

甲府教会道場にて上記の通り四十九日法要を執り行います。なお、信者の皆さんは、道場南側に焼香台を用意いたしますので、法座席には入らず焼香のみといたします。

時節柄、密にならないよう細心の注意を払いますので、皆様もご協力をお願いいたします。

戦争犠牲者慰霊 平和祈願の日

   8月10日(火)

教会はご供養を致します。

本部のYoutube配信は815日です。

是非拝聴してください。

『佼成』8月号  

会長法話

 「心の隙間を埋める」

仏教では、貪欲・瞋恚・愚痴の三つを「三毒」と言い、凡夫の身を亡ぼす大本の毒とされています。私たちはこの欲や怒りをうまくコントロールできないがために、思わず軽はずみな行動や悪いことをして、余計な苦しみを背負い込むのです。魔とか鬼というものは、外部から侵入してくるものではなく全て自分の心のはたらきです。

「陀羅尼」を得れば、その心が暴れだす前に制御できるというのです。

心の中の魔や鬼が暴れだす隙を与えない「陀羅尼」とはいったい何でしょうか。「陀羅尼」とは、それを唱えれば、心の中で動き回る貪りや怒りや自己中心の思いを抑えて、自分の中にある仏の心をはたらかせる力を持つ、呪文のような言葉ということでしょう。この言葉が自分のなかの  仏への呼びかけとなり、仏心に立ち返るスイッチになるのです。どれほど強い意志を待った人も、鬼や魔にたとえられる貪瞋痴の誘惑にはなかなか勝てません。しかし心に隙が生じそうな時に自己を省みる「陀羅尼」というスイッチがあれば、魔が動きだす前に隙間を埋めて、心を切り替えることができます。菩薩の道を歩もうと誓いながらも、迷ったり悩んだりすることの多い私達にそのことを教えるのが「陀羅尼品」ではないでしょうか。

自分にとっての「陀羅尼」とは、それを考え、会得することもまた心の隙間を埋める助けになるでしょう。

8月家庭修養日

2・6・7・11~18・22・26・30日

8月教会長法座

3・4・9・10・20・21・23・27日

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甲府教会 壮年部長

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