令和3年12月 甲府教会だより

令和3年12月1日   瀬在 快衣

 季節は冬に向かい一年の締めくくりの月になりました。今年1年間の喜び、反省等思い返し、整理することで来る年への指針として新たな決定をさせて頂きましょう。

 会長先生より、来年の信行方針として、オアシスのような家庭、教会を作ることが大切とご教示頂きました。今だからこそ、仏さまの教えをしっかりと自分のものにして家庭や職場で実践させて頂きましょう。

 私は、今年で支教区長のお役を退任する予定でしたが、諸般の事情により延長となりました。来年も甲府教会長としてお役を頂くことになりました。引き続き皆様と共に修行精進してまいります。よろしくお願い致します。

 11月の報告

開祖さま生誕会  11月15日

 当日は、大聖堂での式典の様子をインターネットライブ配信を通じて拝聴しました。詳しくは、11月21日付けの佼成新聞を御覧ください。

 本部式典後、昭和支部 河西由起さんの説法、城南第二支部 望月道浩さんの奉職への決意の言葉を発表して頂きました。

 ホームページから動画を見ることができますので、お二人の素晴らしい説法を是非拝聴してください。

 12月の予定

深謝のご供養   12月10日

この2年間で整理対象された会員家のご供養を教会役員さんと共にいたします。

お焚き上げご供養 12月19日

インストラクターさんを中心に、ご供養をいたします。12月13日より、お焚き上げの受付をします。玄関に箱を用意しますのでお持ちください。

『佼成』12月号  

会長法話

 「心の声に耳を澄まそう」

 法華三部経の結びである仏説観普賢菩薩行法経に「懺悔を行ずる者は、身心清浄にして法の中に住せざること、猶お流水の如し」という一説があります。どのような時でも反省や懺悔を忘れなければ、さらさらと流れる水のような、自在にして清々しい生き方ができるというのです。妄想や執着を離れて、ものごとの本当の姿を観なさいというのです。現実を見ると、人も事象も全てに差異がありながら、その実相を観ると全てに等しい絶対の真理の世界があるということでしょう。

 観普賢経で「汝当に仏を念ずべし」と懺悔をうながす一説も、私たちが怒りや欲に負けそうになった時に「自分の中の仏を見つけなさい。真実の自分に帰りなさい。」と諭す内なる仏からの声に耳を傾けることを教えて下さっています。

 ときには、広大な宇宙に心を遊ばせ、地球や生命の歴史を想う。人間と自分という存在のありように思いを凝らす。そうして、自分の内なる仏と向き合い、その声に耳を澄ませば、よりよく生きる心がととのっていきます。あとは実践あるのみです。

 開祖さまが率先して合掌礼拝を大切にされたのは、常不軽菩薩のその姿勢こそ、人のふるまいのお手本と受け止められたからです。それは、懺悔という悟りを身で示す、最も身近な実践と言えるかもしれません。

あなたは、今年どのような内省をし、来年どのような実践をしていきますか。

12月家庭修養日

6・12・13・21・22・25~1月6日

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甲府教会 壮年部長

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