令和5年 10月 甲府教会だより

令和5年10月1日 教会長 佐保 欽也

~ 瀬在支教区長様に倣って ~

暑さ寒さも彼岸まで、といわれるように、秋の彼岸が過ぎて、ようやく厳しい残暑も収まってきました。

秋の夜長も快適に過ごせる季節を迎えました。先月会長先生から、食欲の秋、食べ過ぎずほどほどに、とご法話を頂きました。お互いさま気をつけて参りましょう。今月も引き続き、ロシアのウクライナ侵攻が平和的に早期解決されますよう、ともにお祈りさせていただきましょう!

10月の予定

「開祖さま入寂会」 10月4日(水) 

 城南第一支部が受け入れを担当します。

 本部の式典をオンラインで視聴します。

 体験説法 小林宏衣さん(城南1主任)

「生誕地まつり」 10月8日(日)

 今年はバス2台で見学・応援に行きます。来年は行進参加をめざしたいと思います。

「壮年の日・七面山参拝」10月21・22日(土・日)

 来年の教会発足70周年の祈願をこめて壮青年有志で参拝いたします。

「第45回教師授与式」 10月29日(日)

 今年は本部大聖堂にて直接授与されます。

 矢島啓順さん・平原章裕さん(中央) 誠におめでとうございます。

大法座 3日(火) 10:00Zoomにて行ないます。

法華経を学ぶ会 10日(火) 10:00~Zoomにて行ないます。

年部夜間法座 14日(土) 19:30~教会にて行ないます。

婦人部サークルスマイル 24日(火)10:30~ 教会にて行ないます。

※10月の家庭修養日2(),5(),6(),11(),12(),16(),21(),26(),27()

 『佼成』10月号 会長法話

心も体も傷つける「怒り」

 怒(おこ)ると、自律神経(じりつしんけい)のバランスが乱れて心拍数や血圧が上がり、血流の悪化を招いて不整脈や心筋梗塞(しんきんこうそく)、脳梗塞など重大な病気につながる可能性が高いといわれます。怒(おこ)りっぽい人は、そうした病気に罹(かか)るリスクが大きいということです。人が怒(いか)りを覚えると、それを鎮(しず)める脳の働きが機能するまでに数秒かかるそうです。その間に別の何かに心を移せば怒(いか)りが抑制(よくせい)できるといわれます。腹がたったときにはゆっくりと深呼吸をして「ひと呼吸おく」とか、真言(しんごん)のかたちを借りた「おんにこにこ はらたつまいぞや そはか」という言葉を唱えるなど、簡(かん)にして要(よう)を得た怒(いか)りの抑制法を心得て、毎日を笑顔ですごしたいものです。

 易経(えききょう)に「山澤損(さんたくそん)」という教えがあります。自分が損をするように思えることも怒(いか)りや欲をおさえて受け入れ、身を削(けず)って人の役に立つならば、結果としてその人の「德」が高まると教えるものです。すなわち、そういう「損」は、めぐりめぐって自分に喜びや心の安定をもたらすのです。自他ともにおだやかに生きる智慧(ちえ)として、ときには「損をする」ことも、怒(いか)りに冒(おか)されない一つの心の備えといえそうです。

 

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甲府教会 壮年部長

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