令和6年2月 甲府教会だより

令和6年2月1日 教会長 佐保 欽也

~ 瀬在教会長様に倣って ~

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

能登半島地震で犠牲になられた方々のご冥福、被災された皆さまの早期復興を心よりお祈り申し上げます。また、世界各地で起きている戦争や紛争の終結を、共にお祈りさせていただきましょう!中央市出身の平野美宇選手、パリ五輪卓球女子代表おめでとう!

2月の予定

「節分会」 2月3日(土)9:00~

今年の節分会式典は、参拝自由といたします。厄年の方の氏名を奏上いたします。会員の皆さまには前もって、豆をお配りします。式典の受け入れは、笛吹支部が担当します。

「涅槃会」15日(木)9:00~

大聖堂で、甲斐北支部長 西山友理さんが体験説法を行ないます。皆さんで応援しましょう!本部式典後、教会では芳澍実習生西山佳小里さん、城北支部 中澤弘次さんが体験説法します。

「大法座」     4日  布教会議のため中止します。

「法華経を学ぶ会」10日  9:00~ 教会にて対面とZoomのハイブリッドで行ないます。

「青年部夜間法座」17日  19:30~ 教会にて

「壮年の日」   18日  10:00~ みんなで手どりに歩きます。

「新成人の集い」   25日   11:00~ 外部でテーブルマナーを学びます。

「婦人部サークルスマイル」26日 10:30~ 今年の運勢を学びます。

すこやか保険より、保険相談日のお知らせ

 1,3,4,10,15日のご命日等:10時~12時

 8,14,19,21,26日:11時~12時

※2月の家庭修養日:

 5(月),6(火),12(月),16(金),17(土),23(金),24(土)

 『佼成』2月号 

 会長法話

「恥じること」は、善く生きること

 冬から春へと移り変わるこの時季の節分は、体調をくずしやすい季節の変わり目に、病をもたらす疫鬼(えきき)を払(はら)って息災(そくさい)を願う行事です。私たちは疫鬼とともに貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)といった心をまどわす邪鬼(じゃき)をも払って、身心ともに健(すこ)やかに、うららかな春の日を迎えたいものです。同じ「心の鬼」でも、「愧(き)」は、自分の言動の過(あやま)ちや至らなさに気づいて恥(は)じる心です。「慚愧(ざんぎ)」の慚は、人に対して恥じることで、愧は天に恥じることです。親鸞上人(しんらんしょうにん)は、恥じる心がないのは、本能のままに生きる動物と同じでけっして人とはいえないといわれます。恥じる心があればこそ、人が人として敬意や節度をもって生きることができ、人間の基本条件といえるのです。

 私たちは「恥を知る」ことによって、日常生活のなかで知らず識(し)らずに犯している罪から救われ、自分を苦しめたり、人を傷つけたりしないですむのです。恥を知ると、人は「真人間(まにんげん)」に生まれ変わります。恥を知る限り、人はいつまでも成長しつづけられるのです。サンガという善き友によって、私たちは自然に「はずかしめられる」のです。そうして心田(しんでん)が耕(たがや)され、恥じることができるのは、サンガもまた仏さまだからです。私は人が神仏を敬(けい)しておそれ、恥を知って生きることの大切さを強く思うのです。

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甲府教会 壮年部長

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