令和7年7月 甲府教会だより

令和7年7月1日 教会長 佐保 欽也

 ~ 教会スローガン「あいさつで始まる 明るい一日未来を担う 子どもたちと」 ~

蓮の花がきれいに咲く7月を迎えましたが、皆さま、お変わりありませんか?暑い中でも積善(せきぜん)を心がけましょう!

引き続き、被災地の復興、世界各地での紛争の平和的終結を祈念いたしましょう。

6月の報告

「青年部活動報告」1日

能登半島地震被災地での慰霊供養、青年の日に静岡県蒲原での清掃活動の報告をしていただきました。

「北米教会との交流会」7日

とても有り難い素敵な出会いを頂きました。

7月の予定

「トウモロコシ収穫祭」 7月13日(日)9:30~青年の畑で行ないます。

「参院選 白眞勲候補者 遊説」7月13日(日)19:00~19:30教会にて 皆さんで応援いたしましょう。

「盂蘭盆会」 7月15日(火)9:00~甲府・城東・城西・城南1・城南2・城北・昭和の7支部が教会で行ないます。

「米寿記念本部代表参拝」 7月19日・20日教会から代表20名が参加されます。

「山梨県少年部の集い」 7月20日(日)10:00~15:00教会にて山梨県下の子どもたちが集まり楽しい夏の思い出をつくります。

「法華経を学ぶ会」 7月4日(金)10:00~Zoomで行ないます。今月のみ日程変更。

「大法座」7月10日(木)10:00~行います。今月のみ日程変更しています。

《保険相談日のお知らせ》

1,4,10,15,23,31日:10時~12時

※7月の家庭修養日:2(水),6(日),7(月),12(土),16(水),17(木),25(金),26(土)

『佼成』7月号 会長法話

有り難い命をいただいて

 今年わが国は、先の大戦の終結から八十年の節目の年に当たります。東京大空襲や沖縄での激戦、さらには原爆の投下など筆舌(ひつぜつ)に尽くし難(がた)い悲惨(ひさん)な戦争の記憶が、時間の経過とともに少しずつ薄れてゆくようで複雑な思いがします。しかし、明るい未来を築くためには、悲惨でむごたらしい過去も、しっかりと直視することが重要なのではないかと思うのです。なぜなら、記憶を継承しながら、そこにある反省点や学ぶべきところを智慧(ちえ)に変え、後世をよりよい世界にすることができるのが、いま命をいただく私たちだからです。盂蘭盆会(うらぼんえ)や戦没者の慰霊にまつわる諸行事は、あまたの御霊(みたま)を安(やす)んじつつ私たちが自らの心を見つめ、懴悔(さんげ)とともに未来を考える時と場でもあるのです。

 世界平和という本願を実現に導くのは、「大調和の精神」以外にはないのです。大いなる平和をも意味するこの国人(くにびと)の私たちが率先してその精神を発揮しないかぎり、「平和な世界も未来も望めない」という気概(きがい)をもつことが大切であると思います。「斉家(せいか)」ほど大切な平和運動はないと心得て、日々をすごしたいものです。そのうえで、かなしい歴史を二度と刻むことがないよう、仏の教えを伝え広めて大調和の世界をめざす。人間としての有(あ)り難(がた)い命をいただき、未来のために私たちにできることは、その一点に尽きるのです。

 

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甲府教会 壮年部長

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