令和7年 8月甲府教会だより

令和7年8月1日 教会長 佐保 欽也

 ~ 教会スローガン「あいさつで始まる 明るい一日未来を担う 子どもたちと」 ~

先月の参議院選挙では白眞勲候補者を応援してくださり、誠にありがとうございました。あと一歩及びませんでしたが、これからも政治に関心を持ち、精進したいと思います。今月も被災地の早期復興、世界各地での紛争の平和的終結をお祈りいたしましょう。

7月の報告

「トウモロコシ収穫祭」 13日(日)

富士宮教会、大田教会、子ども食堂の皆さんも参加され、仲間づくりの輪が広がりました。

「参院選 白眞勲候補者 遊説」13日

韮崎、塩山、鰍沢の教会からも参加されました。

「盂蘭盆会」 15日

昭和支部の豊川会計さんが素晴らしい体験説法をされました。

「米寿記念本部代表参拝」 19日・20日

代表20名が会長先生の米寿をお祝いし、青年部の仲間づくりの活動報告をされました。

「山梨県少年部の集い」 20日

韮崎、塩山、大月、甲府の少年部員、保護者の皆さんと各部のご協力により楽しいひと時でした。

8月の予定

「波木井山川施餓鬼法要」19日(火)

教会から代表者で参加させていただきます。

「山梨県教育者の集い」24日(日)

10:00~15:00教会にて 久保木支教区長さまのご講演があります。

「大法座」4日(月)10:00~教会にて。

「法華経を学ぶ会」10日(日)10:00~Zoomで行ないます。

《保険相談日のお知らせ》

1,4,10,19,22,29日:10時~12時

※8月の家庭修養日

2(土),6(水),11(月)~18(月),25(月),26(火)

目次

 『佼成』8月号 

会長法話

ただ「ほめる」だけ

 私が、著作などを通じて学ばせていただく教育者のなかのお二人に、共通する理念があります。それは、お説教をするのが教育ではなくて、教育とは「ほめること」だという考えです。森信三(もりのぶぞう)先生は、教師が口を使うのはほめる場合だけ、とまでおっしゃっています。また、平澤興(ひらさわこう)先生は「教育とはいかに相手をほめるかの研究である」、「なによりも大切なことは、人を生かすことである。そして、その人に喜びと勇気と希望を与えることである」と、ほめることの意義を述べておられます。人を育てるとは仏性(ぶっしょう)の自覚を促(うなが)すこと、そしてほめるとは、その相手の仏性を信じることのように私には思えます。

 とはいえ、ほめるというのは難しいものです。やはり、相手の仏性をとことん信じて拝む姿勢が、人を育てるうえでは大切なのです。また、自分の価値に気づかせ、生きる喜びと希望や勇気を与えるそうしたふれあいは、同時に「私もこの人のようになりたい」と願う心に導くものです。教会長を経験したある方は、「信者さんから聞かせていただいたお話から、私が何を功徳(くどく)として頂戴(ちょうだい)できたかを伝えることが、その方をほめ称えること」といいます。これは、自他の仏性を信じて拝みきれるよう、自らの心が素直でないと、相手をほんとうにほめることはできないという大事なことを教えています。人を育て人間的成長をと願う私たちを、仏さまも、おほめくださっているはずです。

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甲府教会 壮年部長

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