令和7年10月1日 教会長 佐保 欽也 |
~ 教会スローガン「あいさつで始まる 明るい一日未来を担う 子どもたちと」 ~
10月は開祖さまご入寂の月。開祖さまへの報恩感謝の心で精進いたしましょう。また、「読書の秋」です。本に親しみましょう。今月も被災地の復興、世界各地での紛争の平和的な終結を、共にお祈りいたしましょう。
8月・9月の報告
「山梨県教育者のつどい」8月24日
久保木支教区長さまから「子どもを育てる方便の活用」と題し、ご講演を頂きました。
「能登半島地震慰霊供養」9月6、7日
男子部有志4名で石川県珠洲市、輪島市にて真心込めて慰霊供養を実施してきました。
「脇祖さま報恩会」9月10日
城東支部主任の志茂浩代さんが体験説法をされました。
「甲信支教区壮年部リーダー研究会」②9月13日
教会から5名が参加され、城北支部の久保さんが功徳の発表を行いました。
10月の予定
「開祖さま入寂会」4日(土)9:00~
本部式典の後、中央支部の矢島啓順さん(教会青年男子部長)が体験説法されます。
「お会式・一乗まつり」19日(日)
一乗物産展に出店で参加します。
「世界平和祈りの集い」19日(日)10:00~
永照寺さんをお借りして実施します。
「教師授与式」25、26日(土・日)本部にて
教会から5名が授与されます。
「法華経を学ぶ会」10日(金)10:00~
教会からZoomで行います。
《保険相談日のお知らせ》
1,4,10,15,22,30日:10時~12時
※10月の家庭修養日
2日(木)、6日(月)、7日(火)、13日(月)、16日(木)、17日(金)、24日(金)25日(土)
『佼成』10月号 会長法話
「読書」という「学び」
この季節になると、「読書の秋」という言葉をよく聞きますが、「学びを深める」手がかりとして、私は「読書」が大切であり、身近なことだと受けとめています。吉田松陰(よしだしょういん)は、「読書をとおして聖賢(せいけん)を友とすることが徳のある人のつとめ」と、読書が学びを深めるうえで大いに意義があることを説いています。多様なジャンルの本が心躍(おど)る感動や不思議、人の栄養になります。
人は「物語」を読んで登場人物に感情移入したりすることで自己を知り、同時に人の立場や気持ちを整理する共感力や感受性が養(やしな)われて、他者を思いやるなどの情緒(じょうちょ)が育つそうです。また、幼少期に本をたくさん読んだ人とそうでない人とでは、語彙力(ごいりょく)が約三倍の差が出たというデータもあります。そのほかにも、リラックス効果やストレスの軽減、認知症の改善等々「紙の本を読む」ことの効果は多々あるのですが、私たちは釈尊(しゃくそん)からも孔子(こうし)からも、本(経典(きょうてん))をとおして教えを受けることができます。次代を担う幼児が紙の本に親しむ機会はたいへん重要で、本の感触や親が読み聞かせる声・言葉のすべてが、脳の発達とともに人間らしい知と情を育てるのです。自己を磨く意味でも人を育てる観点からも、秋の夜長の楽しみに「読書」という「学び」を加え、生活習慣の一つにしてみてはいかがでしょうか。
甲府教会 壮年部長
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