令和4年6月1日 瀬在 快衣
今年の梅雨入りは、例年より少し早まる予報ですが、晴れた日は30度前後の夏日になり、いよいよ夏が近づいてきました。
コロナは落ち着いてきましたので、教会の健幸行も人数を増やして行っています。
法座席で毎日法座もできるようになりました。これからの季節に向けてマスクの着用も緩やかになってきており、withコロナ(コロナと一緒に)という生活に慣れていくのだろうな、と思います。
5月29日の大掃除には、久しぶりに大勢の皆さんが駆けつけて下さり、道場がピカピカになりました。久しぶりに活気あふれる様子で楽しくなりました。
皆さんありがとうございました。
5月の報告
青年の日 5月15日(日)
今年は青年5部で企画して、畑で種まき、苗植えをしました。慣れない畑仕事でしたが、教えてもらいながら作業をしました。
「にじいろのわ」の皆さんも参加して下さいました。昼食はかまどで炊いたご飯です。味噌をつけた胡瓜、とれたてのトマト素朴だけれど、ここでしか味わえない贅沢なにものばかりです。おこげのごはんを懐かしく食べました。当日はウクライナの募金も行い、40,404円集まりました。
皆さん、ありがとうございました。
アフリカへ毛布をおくる運動
毛布収集キャンペーン最終年となります。
1984年の運動スタートから38年。「貧困や飢餓などで苦しむアフリカの人たちの力になりたい」とこれまで多くの人が運動に参画してくださいました。改めて感謝を申し上げます
38年間まことにありがとうございました。
『佼成』6月号
会長法話
「慈悲の心で」ー忍辱②
5月号では、耐えたり我慢したりするのではなく、ものごとや人を自然に受け入れる気持ちが起きるのが「忍辱」と学びました。受け入れて認めるということですが慈愛もまた忍辱を実践するうえで大きな力となり、支えとなります。
開祖さまは「教えを聞いて自他一体感が深まり、物事を客観視する習慣がついてくると、寛容の精神と、他人の立場に対する理解ができてくるために、怒る気持も、恨む心も起こりません。逆にーああ、かわいそうな人だ、何とかしてあの間違った心を直してあげたいーという慈悲の心が起こってくる」といわれ、これを「最高の忍辱」と教えて下さっています。
人生には苦しみや悲しみがともなうできごとをとおして、初めて大事なことに気づくことがあります。受け入れがたいこともしっかりと見据えて受け入れ、認めることで心の器が広がり、より柔軟に物事を受け止められるようになることも功徳です。
また、我の強い私たちにとって、苦難は「自分の考えが狭かった」と気づかされ、生きながらにして生まれ変わる大きなチャンスでもあります。そのことも忍辱の大きな功徳です。私たちは、仏さまのように穏やかな心で忍辱を実践することなどできないと諦めていないでしょうか。その時その場でほんの少し心を仏の教えに向けるだけで、「柔和忍辱の心」を身に着けることができます。
私たちには本来、仏性が具わっていますから、まごころを込めて人と接することを忘れなければいいのです。
甲府教会 壮年部長
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