令和５年 ９月　甲府教会だより

～　瀬在支教区長様に倣って　～

いまだ厳しい残暑が続いておりますが、皆さま、お変わりありませんか？

　新型コロナも先月24日には当県に「感染拡大注意報」と「医療ひっ迫注意報」が発表されました。お互いさまに、十分に気をつけましょう。ロシアのウクライナ侵攻から１年半が過ぎましたが、依然収まりません。今月も引き続き、平和的に早期解決されますよう、ともにお祈りさせていただきましょう！

９月の予定

「脇祖さま報恩会」　９月１０日（日）

　9：00～　女子部による奉献、体験説法・甲斐北支部の山本記代主任、櫻林佑樹・臨床宗教師ご講演。☆櫻林さんは、現在、ホスピスを中心とした医療看護に従事されています。

「第２７回勧請式」　９月１７日（日）　9：00～

　大聖堂での式典をオンラインで配信。終了後、教会にて「ご本尊授与式」を執り行います。今年は６家の方々が授与されます。

（笛吹・竹下家、甲斐１・久保田家、甲斐北・遠藤家、中央・小林家、南ア１・金丸家、小林家）誠におめでとうございます。

「秋季彼岸会」　９月２３日（土）　9：00～

　甲斐２、甲斐北、昭和、中央、南ア１、南ア２の皆さまが教会で行います。担当は南ア２支部、お説法は河西加都江主任さん。

　各支部でも秋季彼岸会を実施しますので、支部長さんにお尋ねください。

大法座　4日（月）10：00～Zoomにて。

婦人部サークルスマイル　５日（火）10：30～

青年部夜間法座　９日（土）19：30～

法華経を学ぶ会　1１日（月）10：00～Zoomにて行います。

壮年の日　１８（月）10：00～再度、70周年についての話し合いを行います。

『佼成』９月号　会長法話

欲ばりは煩いのもと

　「天高く馬肥（こ）ゆ」といわれる秋は、食欲の秋ともいわれます。ただし、食べすぎて後悔することがないよう、ほどほどを忘れずにいたいものです。釈尊は、貪（むさぼ）るほどの欲深さがいかに身心（しんしん）にダメージを与えるかを教えてくださっています。金銭や財産に対する過剰（かじょう）な欲とか愛欲へのとらわれなどが自他の妬（ねた）みや怒（いか）りや憎（にく）しみを生み、それがもとでトラブルという災難が降りかかってくるということ、欲望を貪り求める人には、健康的な人生とはほど遠い苦しみが待ち受けている、ということです。私たちはときに欲望に歯止めがかからなくなります。それゆえ、利他（りた）の心を忘れずに欲望をほどほどに抑（おさ）える日頃の精進（しょうじん）が欠かせないのです。

　欲も制御（せいぎょ）がきかなくなると「煩悩」に変わり、文字どおり煩（わずら）い悩むことになります。仏教では「少欲知足」――欲を抑えて足（た）ることを知る――の大切さを教えています。もう一つ、「小欲知足」とは「必要十分な量であることに喜んでいる」という意味で、必要十分な欲が満たされることこそが喜びと知ると、足ることの喜びを味わいたくて、自然に欲が抑えられそうです。必要十分な量で喜べることほど健康的で幸せな生き方はないと、私は思うのです。

※９月の家庭修養日：2(土),6(水),7(木),12(火),18(月),19(火),24(日),25(月)