令和5年 11月 甲府教会だより

令和5年11月1日 教会長 佐保 欽也

~ 瀬在支教区長様に倣って ~

 街路樹も紅葉に染まり、キンモクセイの香りが秋の深まりを感じさせる季節となりました。今月は開祖さま生誕会を迎えます。初心に返り、純白な気持ちで精一杯活動し、来年度への足掛かりにいたしましょう。引き続き、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナ紛争が平和的に早期解決されますよう、ともにお祈りさせていただきましょう!

11月の予定

「開祖さま生誕会」 11月15日(水) 

  南アルプス第一支部が受入を担当します。

  本部の式典をオンラインで視聴します。

  本部式典で、中村紘子青年女子部長さんが奉献のお役を務めます。

  皆さんで応援いたしましょう!

  体験説法 小野都子さん(南ア1主任)

「壮年の日」 11月19日(日)10:00~ 

  生誕地祭り、七面山参拝の報告を行ないます。

 焼き芋大会 11月26日(日)10:00~

  参加費:大人500円、小学生以上の学生100円、問合せは青年男女部長まで。

 大法座 4日(土)10:00~Zoomにて行ないます

 法華経を学ぶ会 10(金)10:00~Zoomにて行ないます。

 青年部夜間法座 12日(日19:30~教会にて行ないます。

 婦人部サークルスマイル 28(火)10:30~教会にて行ないます。

 すこやか保険より、保険相談日のお知らせ

  ご命日:10時~12時、8、14、20、24、25、29日:11時~12時です。

※11月の家庭修養日2(木),3(金),7(火),13(月),16(木),17(金),22(水),26(日),27(月)

 『佼成』11月号 会長法話

 愚痴は ほどほどに

 天地自然のありようや過去のできごとなど、「いっても仕方のないことをいって嘆(なげ)く」ことを「愚痴(ぐち)をこぼす」といいます。私は、「痴」の文字の組みあわせがおもしろいと思っています。「知」が「病(やまい)」にかかっているから「愚痴をこぼす」と受けとれるのです。ところで、人間には、ものごとを考えて行動できる知性が具(そな)わっているといわれます。

 わがままな心が出そうになったら、ものごとを多面的に見たり、他者の心中に思いをめぐらせたりする。「愚痴の病には縁起観(えんぎかん)を教える」とあるように、自分があらゆるものに生かされていることを知り、少しでも感謝の生活ができれば、愚痴はおのずから減ってくるはずです。家庭において、親がいつも不平不満や人の悪口をいっていると、子どももそれに影響されて何かにつけて文句が多くなるそうです。周囲の人の愚痴を呼び起こす縁になるか、智慧(ちえ)がめざめる縁になるのか。私たちの心のあり方一つで、それもまた変わるのです。ただ、やるせない気持ちで吐(は)く愚痴や弱音は、ときに必要だとすると、人さまの愚痴を聞かせていただく受け皿のような私たちであることも大切だと思うのです。思いやりをもって、相手のつらい気持ちを聴ききる、弱音を吐いてもらう。そうして人生の突破口となる「智慧の心」をいっしょにさぐるなかに、お互いの心の健康と元気と、人間的成長があるのです。

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甲府教会 壮年部長

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