令和7年6月1日 教会長 佐保 欽也 |
~ 教会スローガン「あいさつで始まる 明るい一日未来を担う 子どもたちと」 ~
6月は梅雨の時期を迎えますが、
皆さま、お元気でしょうか?食中毒に注意し、殺菌、消毒を心がけましょう。
また、被災地の早期復興、世界各地での紛争の終結を引き続き祈念いたしましょう。
4月、5月の報告
「甲府教会発足71周年記念式典」4月27日
前塩山教会長の志村憲一さまからとても感動的なご講話を賜り、昭和支部長の込山都子さんも素晴らしい体験説法でした。
「Making friends Farm(仲間作り)」29日
大田・塩山・富士宮教会さんと共に種まきで百名を超える仲間作りができました。
「青年の日」5月18日
静岡県蒲原の富士川河口にて地元の蒲原地区の皆さまとプラスティックゴミの清掃を真心込めて実施。教会でも、蒲原の清掃活動の配信や学習会を通して環境問題について共に学びました。
6月の予定
「朔日参り(布薩の日)」 6月1日(日)
9:00~
青年部より能登半島地震被災地の慰霊、蒲原での清掃活動の報告を行います。
「北米教会との交流会」6月7日(土)
14:00~16:30
サンアントニオ教会長、オクラホマ教会長の2名がご来道されます。どなたでもご都合のつく方はご参加ください。
「大法座」 6月4日(水)
10:00~行います。
「法華経を学ぶ会」 6月10日(火)
10:00~
Zoomで行います。
《保険相談日のお知らせ》
1,4,10,15,23,30日:10時~12時
※6月の家庭修養日:
2(月),6(金),11(水),16(月),17(火),
22(日),26(木),27(金)
『佼成』6月号 会長法話
「親孝行」とは何か
「親孝行したいときには親はなし。さればとて石(墓)に布団(ふとん)は着せられぬ」とはいえ、何もできない、する必要がないということではないと思うのです。
「親孝行とは何か」を考えることは、親や先祖をとおして自分の命の根源を見つめ、未来に向けていま、自分に何ができるかを問うことでもあるからです。親子はもちろんあらゆる人間関係において、我欲(がよく)や争いによる断絶がないよう身を慎むこと、それが日ごろ私たちにできる親孝行の一つでありましょう。
私たちは、ともすると生んでくださった親への感謝を忘れ、容姿(ようし)を嘆(なげ)いたり、思うにまかせない人生を恨んだりしがちです。自分の人生に「是非をつける」ことは、根源の命を顧(かえり)みない殺生、つまり在家の仏教徒が保つべき五戒(ごかい)の一つである不殺生戒をおかすことだというのです。怒りや不満の心を抑えて人と争わず、仏性そのものの自分を信じて、ものごとを仏(真理)のはたらきのまま素直に受けとめることが、私たちにとっての親孝行となります。また、次代を担う「人を植える」ことも重要な責務で、それも過去から未来へとつづく命の連鎖(れんさ)に向けた親孝行といえるのです。そして、その鍵(かぎ)となるのは「忠恕(ちゅうじょ)」という、恕(ゆる)す、受け容(い)れる、まごころを尽くす、思いやる――これらを日々、実践するなかに、真に大切な大和(だいわ)の精神の広がりと継承があるのです。
甲府教会 壮年部長
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